検査・計測機の自動化なら永光電機へ

元々転倒検査をしていませんでした。スチール缶が転倒したときに、他の缶を傷つけてしまうのが、導入前の課題でした。転倒した缶は後工程の内面ゴミ・キズ検査で判別できるのですが、側面を傷つけられた缶は判別できません。缶のラベルは多品種のため、品種の切替なしで判別できる検査にしてほしいと相談をいただきました。

どの缶でも検査ができるように全種類のサンプルを借り、画像評価に重要な照明を特注化しました。既設設備への検査装置取り付けのため、使用環境に合わせた制御盤・治具の製作および設置工事までトータルでソリューション提案を行わせていただきました。

他社の画像機器を使用し、文字照合検査を行っていました。従来使用していた画像機器の検査判定に満足できていなかったため、今後品種の拡大もあり、簡易的に文字読み取り検査ができるシステムにしたいと当社に相談をいただきました。

検査設定を簡易的にに扱えるように、タッチパネルで操作できるシステムを構築しました。検査機構部の製作および設置工事と要望に合わせたソフト開発を行えたことでお客様に大変満足いただくことができました。